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建築基礎構造設計指針(日本建築学会)の直接基礎の設計チェックリストの中に下式が示されています。
PH≦1/3(RH+Pp)
PH:水平力
RH:基礎底面と支他地盤との間の摩擦抵抗力(RH=μw)
Pp:受働土圧による抵抗力
ところが、図のような建物で片土圧を受ける場合、上式を満足させようとする時に、片土圧が大きく隣地境界が近いか、斜面に建つ場合で斜面と建物があまり離れていない場合に受働土圧による抵抗力がとれない場合には、RH=μWだけではなかなか満足されません。
そこで以下の質問についてご教示下さい。
1.擁壁の設計の滑動のように滑動に対する抵抗力の安全率Fが1.5であれば滑動に対して問題がないとして設計をしてもよいのでしょうか。それとも上記の式を満足させなければならないのでしょうか。
2.上記の式で満足させるには、どのようにすればよいでしょうか。例えば、基礎の下に突起をつけたり、破線部分の受働土圧抵抗力(地中梁・基礎)も考慮してよいのか、またその時の突起について設計の考え方を教えて下さい。
3.前面受働土圧抵抗力についてですが、隣地境界または斜面と建物の関係で、どのような時に受働土圧抵抗力を考慮してよいのでしょうか。斜面と建物の関係ではl1/Df≦5の場合は考慮してよいと本に書いてありましたが、5以下の場合で考慮した時は特別なチェックは必要でしょうか。


 

新・建築構造問題快答集03 P147
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