耐力壁としての開口周比は満足しているが、壁厚12cm未満及び「RC造規準」で規定されている最小壁厚(横架材内法寸法h0/30)以下の壁について、耐震性能を評価する場合どのように取り扱うのか?
鉄骨柱や免震材料に耐火被覆を必要とする場合、その柱あるいは免震材料を抜いた状態でも、建物の構造体が崩壊の恐れがない場合には、耐火被覆をなくすことはできないか?また、その際の手続きは?
偏心のある建物の安全限界耐力の計算では、Fesを適用して当該層の耐力を低減する場合(case1)と増分解析を行う際に外力分布形の段階からFesを考慮する場合(case2)の2つの方法が示されている。前者は建物の振動性状に基づくものであり理解できるが、後者の方法は外力分布形にFesを導入することで外力分布形が1次モードから外れる(Fesの影響度にもよるが)ことになり、振動性状に基づかない計算を行うことにならないか?
地盤が液状化を起こす可能性がある場合、地盤の剛性を適切に評価して地盤増幅率を算定すれば、限界耐力計算を適用することは可能であるか。また液状化を判定する際の表層加速度はどのように設定すればよいか?
限界耐力計算の設計用地震力は建物の固有周期に基づいて、法に規定された方法で求めることになっている。これが従来の手法(許容応力度等計算)と大きく異なる点と考えている。これは目標性能(の最低限)を法が示したのだと見てよいか?
固有周期の算定にあたって、剛性マトリックスを用いた固有値解析等を行うのは実務上比較的普及していると思われる(結果の評価は別にして、算定経過はブラックボックス化しているが)。これに対して限界耐力計算では層の「せん断ばね定数」を用いて固有周期をもとめている。精度の問題はあると思うが行政側による審査面ではチェックしゃすい(計算経過および結果が明確に把握できる)という利点もあり大いに普及させるべきだと思う。
設計例2において部材の限界変形の算定にあたって、「なお、部材のせん断変形による変形は、安全側に評価してここでは0とする。」としているが、常にどのケースでもせん断変形は0でよいのか?




